こんにちは!子育て研究中のUmiです。
「もうすぐ3歳になるけど、習い事はいつから何をすればいいの?」
「まだ2歳だけど、もっと楽しく運動させてあげたい」
このように悩んでいませんか?
私も、2歳の娘にもっと楽しく運動させてあげたい!と思っていました。
何かをやらせるからには、
- 本人が楽しく✧
- 成長へのメリットがたくさん✧
そんなスポーツをさせたい!と思い、本や文献を漁ることに。
そして見つけたスポーツはトランポリン!!
トランポリンは、海外の学校でも学習意欲を高めるために活用されるくらい、メリットがたくさんあります。
この記事では、トランポリンによる子供へのメリットで厳選した6つをご紹介します。
子供の習い事に迷っている方の参考になるかと思いますので、ぜひご覧ください。
トランポリンによる子供へのメリット6つ!
脳が鍛えられる
トランポリンは、空中で姿勢を維持したり回転したりと様々な動きをするため、バランス感覚が養われます。
バランス感覚を司るのは小脳です。つまり、跳ねるほど脳が鍛えられることになります。
子供の発達過程においてバランス感覚を養うことは文部科学省でも重要視されており、『幼児期運動指針ガイドブック』では「丈夫でバランスのとれた体になる」ことを指針としています。
また、運動によって脳が鍛えられることが科学的に証明されています。これはトランポリンに限らず、運動全般に通じる効果です。
脳は、神経同士をシナプスでつなぐことで網目状のネットワークを構築し、複雑化することで頭がよくなります。この複雑化を促すのがBDNF(脳由来神経栄養因子)です。
運動によってこのBDNFが分泌されることが、研究で明らかとなっています。つまり、運動するほど頭がよくなる、というわけです。
運動するほど頭がよくなるなら、
早くから始めたい!
体幹が鍛えられる
トランポリンは全身の筋肉を使った運動のため、バランスの良い筋力と体幹が鍛えられます。
体幹は動きを支える土台です。体幹を鍛えることで
1. 姿勢がよくなる
2. 運動能力が向上
という効果があります。
姿勢がよくなると、基礎代謝が上がり、さらに集中力の向上も期待できます。
これは胸郭が開くことで呼吸が深くなり、酸素を取り込む量が増えるため脳への血流がよくなり集中力が向上するというメカニズムです。
また、猫背が解消されて身長が伸びるという症例もありますね。
運動能力の向上は、ほかのスポーツにも活かされます。
幼少期はトランポリンで運動能力をベースアップして、
好きなスポーツができたら転向するのもいいですね!
走るよりも運動効率が高い
トランポリンは宇宙飛行士が行っている訓練の一つで、NASAの研究から、30分間のランニングよりも10分間のトランポリンの方が運動効果が高いことがわかっています。
保育園の帰りや放課後の短い時間でも、
効率よく充分な運動ができるのはありがたいです。
骨密度UP!骨が強くなる
減量の専門家であるJordan S. Rubinらは、トランポリンによって骨量が増加することを報告しています。重力の引っ張りが骨によい刺激を与えることで、骨密度が高くなります。
小学生以降になると、骨折率はグッと増加します。
30年前と比べると学校での骨折は、なんと1.5倍!
これは、
- 身体活動の減少による筋肉・骨・関節等の虚弱化
- 特定の部位のみを使いすぎているオーバーユースの可能性
が原因だといわれています。
身体活動の減少の要因として、テレビやスマホゲームの進化によって子供の室内遊びが増加していることが挙げられます。
ゲームも運動もバランスよく生活に取り入れることが大切!
効率よく運動できて骨も強化できるトランポリンは
現代の生活にピッタリですね。
集中力と記憶力UP!学習態度にも良い影響あり
2004年に3名の著名な研究者が協力した調査から、心拍数が上がる運動をすることで、記憶力と集中力が向上することがわかりました。
また、ミュンヘン工科大学の研究チームによって、次のような報告がされています。
- 子供の体力レベルが高いほど、集中力が向上し、健康関連の生活の質が高くなる。
- 精神的健康の発達にもプラスの影響を与える可能性があるため、早い段階で子供の運動能力を促進することが重要。
- スポーツが、より高いレベルの学校への進学に役立つ
今まで部活一辺倒だった人が、受験勉強に専念するようになると成績がメキメキ上がるという話はよくありますよね。それはもしかすると、これが原因の1つだったのかもしれません。
うちの娘も、目いっぱい運動した日は集中力が高く、無駄にいたずらをしたり暴れたりしないので、私もこの効果を肌で感じています。
運動したほうが仕事の効率がグッと向上することはよく知られているので、子供も大人も関係なく、運動はパフォーマンス向上に重要だとしみじみ思います。
雨の日でも遊べる!
雨の日は公園に行けないし、ショッピングモールは人が多くて…など、雨の日の遊ぶ場所は本当に悩みますよね。
そんな雨の日の過ごし方として、トランポリンジムはいかがでしょう?
トランポリンは室内競技なので、天気に関係なく全力で動けます!また、遊び場としてはそこまでメジャーではないので、雨の日でも時間を工夫すれば混雑は避けられると思います。
短い時間でも十分に運動できるため、残りの時間を罪悪感なく家でまったり過ごすことができます。
雨の日はテレビに頼りがち。少しでも運動の時間が取れると
親の罪悪感がちょっと減って、メンタル的にも助かります✧
さいごに
以上、「【子供の習い事】トランポリンがすごい!厳選した6つのメリット」でした!
やればやるほど、頭も体も強くなるなんて最高ですね☺
それでは、
あなたの子育てに、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
ではまた。
参考文献
- ジョン J. レイティ, 脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方, NHK出版, 2009年.
- A. Bhattacharya et al., Body acceleration distribution and O2 uptake in humans during running and jumping, Journal of Applied Physiology, 1980, 49(5), 881-887.
- https://www.vulyplay.com/en-AU/blog/trampolines-and-nasa
- Katharina Köble et al., A Better Cardiopulmonary Fitness Is Associated with Improved Concentration Level and Health-Related Quality of Life in Primary School Children, J. Clin. Med. 2022, 11(5), 1326.