こんにちは!夫婦一緒に1年間の育休を取得しているUmiです。
育児休業法が改定され、男性の育休が話題になっていますね!男性の育休取得が義務化した会社も出てきたりして、育休を取得する男性が増えてきました。ライフスタイルが昔と比べて随分変わってきましたね。
しかしながら、まだ長期で休む男性は少なく、また夫婦揃って長期育休を取るケースはほとんどありません。「長めに育休を取りたいけど前例がなくて不安」と悩んでいる男性もいらっしゃるのではないでしょうか?
このブログでは、私たちのダブル育休(夫婦一緒の長期育休)の様子と子育て情報を配信しています。私たちのケースがみなさんの不安解消のお役に立てれば嬉しいです!
Umiは長期育休を取りたい男性、夫婦そろって育休を取るご家庭を応援しています☺
さて、前回の記事では『夫が会社に育休を申請するときに感じた3つの不安と実際の様子』についてまとめました。
今回は、育休の承認を得るために、実際に夫が取り組んで大切だと感じた4つの下準備について紹介します。
育休取得を検討している方の参考になると思いますので、ぜひご覧ください!
育休の承認を得るために大切だと感じた4つのこと
育休の承認を得るために大切だと感じたこと。それは次の4つです!
- 育休取得への覚悟
- 上司との信頼関係の構築
- 「休む人」というキャラクター作り
- ルールの確認
それでは一つずつ解説していきます。
育休取得への覚悟
1つ目の大切なことは、育休取得への覚悟を決めることです。
最近では政府の後押しもあり、男性の育児休暇取得が以前よりも社会に浸透してきました。
しかし、現場レベルで「男性の育休は当たり前」というわけではなく、私たち夫婦と同じように育休申請に不安を感じる方もいらっしゃると思います。数年前、夫の会社では男性の育休取得を推奨する取り組みがある一方で現場のネガティブな意見もありました。そのため、波風立てずに育休を取るには、うまく立ち回る必要がありました。
夫のケースでは幸運にもうまく事が運んでいますが、環境が変わればどうなるかわかりません。
育休を取ることで、同僚の反感を買ったり、上司の覚えが悪くなるかもしれません。
また、復帰時に同じ部署に戻れない可能性も出てきます。会社や部署次第とは思いますが、同じ職場への復帰は法の規定で努力義務とされているため、必ずしも同じポジションへ戻れるとは限りません。
育児休業(特に長期間の)を申請する際は、このような不安要素に負けずに「育休を取る!!」という強い意志が必要になります。不安を煽るようですみません💦特に気にしなくても問題ない環境であればいいのですが、育休取得への覚悟を決めて損はないと思います。
ネチネチと書きましたが、長期育休取得をまじめに検討している方はすでにクリアしている項目だと思うので、今更ですね😅
夫曰く、1年もの長期間育休の申請したときに、上司は彼の「絶対に育休を取る!」という覚悟を感じたようです。そのため、期間短縮や延期の交渉も特にされなかったそうです。短気よりも長期のほうが意外と取りやすいことがあるのかもしれません。
上司との信頼関係を構築
2つ目の大切なことは、上司との信頼関係の構築です。
育休申請とは関係なく、以前から気持ちよく会社で働くために、夫は上司との信頼関係を築くようにしていました。もちろん、上司の方が尊敬できる人だったことも理由にあると思います。
日頃から、プライベートな話もするくらいに交流を深め、仕事も誠実に対応していくことで関係を築いていったようです。交流する中でお互いの価値観をすり合わせることができ、夫が育休を申請した時も拒絶反応が出ることなく対応していただけたのではないかと思います。
「休む人」というキャラクター作り
3つ目は、「休む人」というキャラクター作りです。
これも育休申請前からになりますが、夫は社内において「夫=休む人」というキャラクター作りをコツコツ進めていました。
有休は基本フル消化、残業も必要に迫られるまでしないでプライベートを大切にするという「休む人キャラ」を確立しました。業務はきちんとこなしているので誰からも文句はなかったようです。
このキャラクターの確立によって、夫が職場に育休取得の連絡をしたときには「まぁ、彼だからね」と周囲から謎の納得感を得ていました。
意外かもしれませんが、申し訳なさそうに休むよりも、堂々と休みを取る方が、周囲から「そういうものか」と受け入れてもらいやすい気がします!
ルールの確認
最後の4つ目は、ルールの確認です。
夫は上司に1年間の育休を打診する前に、会社の就業規則と育児休業法の規定を確認しました。
具体的には、就業規則を読み直した後に念のため総務部にも問い合わせ、会社の規則でも1年間育休を取得することに問題がないことを明確にしました。また法律に関しては、ネットで調べました。
このように、上司から育休取得についてNGが出たときの保険として、会社の規則と法の規定という交渉カードを手元に準備しておきました。
上司もルールを完璧に把握しているとは限りません。その場合、育休申請時にトラブルが起きる可能性があります。自分で情報をしっかり押さえておくことは大切だと思います。
さいごに
以上、「夫の1年育休|会社へ育休を申請する前の下準備で大切な4つのこと」でした!
みなさんの素敵なライフスタイル実現へ、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!あなたの育休申請に快い返事がもらえますように…✧
ではまた。